ISA資格認定制度について

ISA資格制度の基本理念

医療行為は、医師以外には認めれておらず、たとえ看護師、薬剤師などの医療従事者であっても診断や治療を行うことはできません。

しかしながら、痛みの緩和や気分の改善などのQOLの向上を目的とした医療機関のアロマセラピーへのニーズや期待は高まるばかりです。

またQOLの向上が結果的に自然治癒に貢献したり、健康を後押しすることがあるならば、何もせずに傍観しているわけにはいかないでしょう。

 

しかし、やる気が先行して、医療行為まがいのことをしてしまったり、知識がなかったためにかえって悪い結果になってしまうことは、防がなければなりません。医療従事者はもちろん、そうでない者でも、精油の薬理や危険性について学び、病態病理の知識をもってリスクに注意しながら、本来の目的を果たすことができたら、どんなにお役にたてることでしょう。そのような思いでISAは資格制度を運営しています。

 

ISAは、メディカルアロマセラピー四原則をさだめ、メディカルアロマセラピー関係者の指針にしています。

ISAの資格制度の概要

ISA資格制度は、高度な知識と科学的な説明を要する医療現場や、介護現場、エイジングケア、メディカルエステなどの現場で、アロマセラピーが正しく理解され、応用されることを目指して設計された資格制度です。

 

ISAには大別すると3つの区分の資格制度があります。

①「認定校等で実施されるISAの筆記試験の合格」が条件のもの

②ISAの筆記試験はなく、「認定校の学内試験の合否により認定校の校長が推薦する事」が条件のもの

③一般向けの「漢方セルフケア検定」

 

isaプロフェッショナル資格

 

「ISAの筆記試験の合格」により認定される資格

isa認定校推薦資格

「認定校の学内試験の合否により認定校の校長が推薦する」ことにより認定される資格

                     ISA認定資格取得方法を見る

一般向けの資格

資格制度Q&A よくある質問

 

【MATメディカルアロマセラピスト取得について】

 

Q1,

MATを取得したい場合、かつてAEAJのアロマセラピスト資格を持っていたのですが、会費を払わずに失効しています。

この場合、最初から170時間受けなおさなければならないでしょうか?

 

A1,

合格の事実だけあれば、受けなおす必要はなく24時間以上の差分の学習で結構です。合格通知書や認定書の写しを提出してください。これは、IFAやIFPAでも同じです。

 

Q2,

MATを取得したい場合、AEAJインストラクター資格をもっているのですが、この場合の学習時間はどうなりますか?

 

A2,

差分の学習は可能です。ISA認定校にご相談いただけると、およそ130時間以上の差分学習となります。

 

Q3,

MAT資格取得にかかる費用(受験料や認定料)はいくらかかりますか? 

 

A3,

受験料と認定料は合計で、2万円+税です。あとの維持は会費だけですので、年間2700円です。

MATを取得するための受講料については、ISA認定校により差はありますが、おおむね24時間の差分学習の場合12万円程度が多いようです。

ですから、AEAJ等のアロマセラピスト資格者の場合、おおむね12~13万円程度が目安になると思います。