ISA資格認定制度について

ISA資格制度の基本理念


医療行為は、医師以外には認めれておらず、たとえ看護師、薬剤師などの医療従事者であっても診断や治療を行うことはできません。しかしながら、痛みの緩和や気分の改善などのQOLの向上を目的とした医療機関のアロマセラピーへのニーズや期待は高まるばかりです。またQOLの向上が結果的に自然治癒に貢献したり、健康を後押しすることがあるならば、何もせずに傍観しているわけにはいかないでしょう。

 

しかし、やる気が先行して、医療行為まがいのことをしてしまったり、知識がなかったためにかえって悪い結果になってしまうことは、防がなければなりません。医療従事者はもちろん、そうでない者でも、精油の薬理や危険性について学び、病態病理の知識をもってリスクに注意しながら、本来の目的を果たすことができたら、どんなにお役にたてることでしょう。そのような思いでISAは資格制度を運営しています。

 

 

ISAは以下のように、メディカルアロマセラピー四原則をさだめ、メディカルアロマセラピー関係者の指針にしています。

 

<メディカルアロマセラピー四原則>

メディカルアロマセラピストはその施術において、次の4つの原則のもとに行動しなければならない

 

①(法令遵守)医師法等の法令を守り、違法な診断、治療行為や、医療行為と誤解されるような言動をしないこと

(科学的思考)書物などで「いわれている」 治療方法や薬効を鵜呑みせず、生化学的な視点から考えること

(リスクの回避)精油の構成成分から、その有効性と副作用の可能性を察知し、リスクを未然に防止すること

(説明責任)クライアントやその家族、医療関係者にたいして、科学的、論理的な説明ができること

 

ISAの資格制度の概要


ISA資格制度は、高度な知識と科学的な説明を要する医療現場や、介護現場、エイジングケア、メディカルエステなどの現場で、アロマセラピーが正しく理解され、応用されることを目指して設計された資格制度です。ISA資格制度は、現在のところ次の9種類があります。

 

①ISA認定メディカルアロマセラピスト

(MAT:Medical Aromatherapist)


メディカルアロマセラピー四原則にのっとったセラピストを目指す資格制度です。

 

法令遵守の非医療行為内の施術で、クライアントのQOLを改善し、結果としての自然治癒に導く高度なアロマセラピストです。今までのアロマセラピーの資格に物足りなさを感じていた方や、医療関係でのお仕事を目指す方にお奨めの資格です。アロマセラピーの基礎からはじめると、170時間のボリュームですが、AEAJおよびIFA,IFPAアロマセラピスト資格の方は、146時間が免除されますので、多くの場合は、4日間、24時間程度の学習で、認定試験を受験することができます。免除時間は各資格により異なりますので、最寄のISA認定校でご相談ください。

 

受験資格:

①ISA認定校において、170時間の所定のカリキュラムに基づき学習したもの。

②AEAJ, IFA, IFPAなどの資格者が、認定校において所定のカリキュラムに不足する差分の学習(最低時間24時間)をしたもの。

 

※②の場合で、AEAJ、IFA、IFPA以外の団体資格でアロマセラピスト資格をお持ちの方は、差分の学習時間についてご相談ください。

 

AEAJセラピスト,IFA,IFPAは一律24時間以上です。

 

②ISA認定メディカルアロママネージャー

(MMA:Managaer of Medical Aromatherapy)


看護師や薬剤師を対象にした資格制度です。

 

医療機関へのアロマセラピー導入のコーディネーターとして、患者様への応用に取り組む際の管理者として活動していただくための資格です。近年、アロマセラピーへの医療関係者の関心がたかまっていますが、通常のアロマセラピストのトレーニングを受けて、アロマセラピストになっても、実際の職務(看護師、薬剤師)の中で、アロマセラピートリートメントをすることは、時間的にも、体力的にもむずかしいというのが、現状ではないでしょうか?そこで、トリートメントの手技や施術は、専門のアロマセラピストにゆだねて、そのサービス提供の適合性やリスクなどを管理する立場に回るというのが、現実的であるといえます。病態的、薬理的な科学的な知識をもって、患者様をアセスメントし、その患者様に対するアロマセラピーの有効可能性や、副作用のリスクなどを管理するわけです。この資格を取得するには、手技の学習が不要であることと、医療関係の資格者は解剖生理学などの学習が不要であるので、42時間の学習時間と、認定試験の合格により取得できます。

 

認定試験の受験資格:

MMA対象の国家資格は、業務独占資格に該当する医師、看護師、薬剤師、診療放射線技師、柔道整復師、鍼灸師、あん摩指圧マッサージ師ですがアロマセラピーとの関連性が高く、実質的に業務独占に近い運用が行われている理学療法士も含みます。(理学療法士は名称独占国家資格です)

 

今後実情に鑑み適宜変更する事もあります。

 

③CMT コスメティエ


④講師


⑤HA ホームアロマセラピスト


⑥AT アロマセラピスト


⑦FC フェイシャルアロマセラピスト


⑧HH ヘッド&ハンドアロマセラピスト


⑨FT フットアロマセラピスト


漢方セルフケア検定1・2級

漢方セルフケア検定公式サイトをご覧ください https://www.kampou.org/

 

資格制度Q&A よくある質問


【失効したAEAJ認定資格】

 

Q1> かつては、AEAJのアロマセラピスト資格を持っていたのですが、会費を払わずに失効しています。

この場合、最初から170時間受けなおさなければならないでしょうか?

 

A1> 合格の事実だけあれば、受けなおす必要はなく24時間以上の差分の学習で結構です。

合格通知書や認定書の写しを提出してください。これは、IFAやIFPAでも同じです。

 

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【AEAJ認定インストラクターの場合は?】

 

Q2> AEAJインストラクター資格をもっているのですが、この場合の学習時間はどうなりますか?

 

A2> 差分の学習は可能です。ISA認定校にご相談いただけると、およそ130時間以上の差分学習となります。

 

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【費用は?】

 

Q3> 費用はいくらかかりますか? 受験料や認定料はいくらですか。

 

A3> 受験料と認定料は合計で、2万円+税です。あとの維持は、会費だけですので、年間2700円です。まだISA認定校により差はありますが、おおむね24時間の差分学習は、12万円程度が多いようです。

 

ですから、AEAJ等のアロマセラピスト資格者の場合、おおむね12~13万円程度が目安になると思います。